「品質が良くて安い!」と驚くコーヒー好き都民が続出…大阪にある“昼ドラ”に出てきそうな《48年愛される自家焙煎コーヒーチェーン》深い魅力

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続いて手を伸ばしたのはハムエッグ・トースト。イギリス山食パンの上に、ハムと半熟目玉焼き、マヨネーズがとろ~り。パンはザクザクと硬めの食感で、最初は「硬っ!」とビックリ。 ところが噛んでるうちに、じわ〜っと小麦の旨味が口の中に広がって、「これ、クセになるやつやん」と思わず呟いていた。

噛むほどに染み出す小麦のうま味に、ハムの塩気、黄身のまろやかさ、マヨネーズのコクが絶妙に混じり合う 

聞けばこちらのパンも、こだわって造っているそう。 

「海外産の2種類の小麦を使い、イーストを使わずに天然酵母で一晩発酵。50分かけて焼きあげています。使用する材料は小麦と水のみで、一切添加物は使いません。日本のやわらかいパンと違って、ヨーロッパのパンに近いですね。素朴な味わいを目指しています」

そこに「オーガニック・ブレンド いながわ」を合わせると、コーヒーのまろやかな風味がパンの素朴さをグッと引き立ててくれる。

お次はサラダの出番だ。野菜は日替わりだそうで、この日は、レタス、アボカド、ミニトマト、パプリカが色鮮やかに。シャキシャキのレタスのみずみずしさをベースに、アボカドのクリーミーさやトマト、パプリカの酸味が生き生きと感じられた。

そこに玉ねぎドレッシングがジューシーさを添え、トッピングされたフライドオニオンは食感のアクセントに。コーヒーやパンにも負けない満足感の高い脇役だった。

ボリュームたっぷりのグリーンサラダ。ドレッシングは、筆者がこの日選んだ玉ねぎドレッシングのほか、クリーミーバジルドレッシングも用意されていた。ドレッシングの種類は3、4カ月ごとに変わるそうだ

お土産には世界レベルのコーヒーを「7割価格」で 

すっかりお腹が満たされたら、店を出て右へ曲がって徒歩10秒のところにある「ヒロコーヒー ギャラリー本店」に立ち寄ろう。 

ヒロコーヒー本店から徒歩すぐの「ヒロコーヒー ギャラリー本店」。お土産を買うのにもってこい
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