ここでは、常時約40種類ものコーヒーが「比較的お買い得に」購入できる。というのも、関西はコーヒーの価格が都心に比べて安い傾向があるそうだ。
「『ゲイシャ』という人気品種も100g 1200〜1500円です。東京なら2000円はくだりません。ほかのスペシャルティコーヒーも東京の6、7割くらいで、出張で訪れた方が大量に買っていかれます。『こんなに品質が良くて安いんだ』って、皆さん驚かれます」

たしかに、その価格差はかなり大きい……! お土産に大量買いする出張族の気持ちがよーくわかる気がする。
売れ筋は手軽なドリップコーヒーと、紙パックに比べて雑味が入りにくいという、ボトルタイプのリキッドコーヒー。暑くなるこれからの季節には、クオリティの高いコーヒーの味わいをギュッと閉じ込めたゼリーもよく売れるそう。ひとひねりした大阪土産としても喜ばれることうけあいだ。
本物へのこだわりが詰まった、正統派の喫茶店
関西在住の筆者は、中学生時代からヒロコーヒーを知っている。いや、知っているつもりだった。しかし、今回訪れて改めて、その魅力と奥深さを発見した。派手さはないが、長年の経験と本物へのこだわりが詰まった、正統派の喫茶店文化がそこにはある。
大阪メトロ江坂駅は、新大阪駅の2駅隣だ。関西に泊まり出張の際は、ぜひ少し早起きして、新幹線乗車前に訪れてみては。
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