「品質が良くて安い!」と驚くコーヒー好き都民が続出…大阪にある“昼ドラ”に出てきそうな《48年愛される自家焙煎コーヒーチェーン》深い魅力

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ここでは、常時約40種類ものコーヒーが「比較的お買い得に」購入できる。というのも、関西はコーヒーの価格が都心に比べて安い傾向があるそうだ。

「『ゲイシャ』という人気品種も100g 1200〜1500円です。東京なら2000円はくだりません。ほかのスペシャルティコーヒーも東京の6、7割くらいで、出張で訪れた方が大量に買っていかれます。『こんなに品質が良くて安いんだ』って、皆さん驚かれます」

ドリップコーヒーだけでもこんなに種類が! 

たしかに、その価格差はかなり大きい……! お土産に大量買いする出張族の気持ちがよーくわかる気がする。

売れ筋は手軽なドリップコーヒーと、紙パックに比べて雑味が入りにくいという、ボトルタイプのリキッドコーヒー。暑くなるこれからの季節には、クオリティの高いコーヒーの味わいをギュッと閉じ込めたゼリーもよく売れるそう。ひとひねりした大阪土産としても喜ばれることうけあいだ。

本物へのこだわりが詰まった、正統派の喫茶店

関西在住の筆者は、中学生時代からヒロコーヒーを知っている。いや、知っているつもりだった。しかし、今回訪れて改めて、その魅力と奥深さを発見した。派手さはないが、長年の経験と本物へのこだわりが詰まった、正統派の喫茶店文化がそこにはある。

大阪メトロ江坂駅は、新大阪駅の2駅隣だ。関西に泊まり出張の際は、ぜひ少し早起きして、新幹線乗車前に訪れてみては。

(店舗データ) 
ヒロコーヒー本店  
住所:吹田市広芝町9-19
電話番号:06-6380-1055
営業時間:8:00〜19:00(オーダーストップ18:00、モーニングは11:00まで。ギャラリーは20:00まで)  
定休日:なし  
※本記事に登場するメニューの価格はすべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります 
笹間 聖子 フリーライター・編集者

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ささま・せいこ / Seiko Sasama

フリーライター、時々編集者。おもなジャンルはホテルビジネス、幼児教育、企業ストーリー。編集プロダクション2社を経て2019年に独立。ホテル業界専門誌で16年間執筆を続けており、ホテルと経営者の取材経験多数。「週刊ホテルレストラン」「ダイヤモンド・チェーンストアオンライン」「FQ Kids」などで執筆。企業のnote発信サポーター、ブックライターとしても活動。大阪在住。

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