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「転売ヤーのアカウントを停止しろ」「第3段ないかもってまじ?」 “ちいかわ”付きハッピーセットの転売で、マクドナルドが抱える《4つのリスク》

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  • 西山 守 マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授

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5月16日より発売されたハッピーセットの特典「ちいかわ」のおもちゃ(画像:日本マクドナルド公式サイトより)

マクドナルドが5月16日から販売を開始した「ちいかわ」「マインクラフト ザ・ムービー」のおもちゃ付きハッピーセットが物議を醸している。

当初、22日まで販売予定だった「ちいかわ」は、わずか3日間で販売終了が発表されるという異例の事態となったのだ。

売れ行きがよいのは本来歓迎すべきことなのだが、不測の事態も起きた。メルカリなどのフリマサイトで、特典のおもちゃが相次いで出品されており、転売目的での買い占めが行われた疑惑が浮上している。

ハッピーセットのメニューらしき商品が大量廃棄されている写真もSNSで拡散されており、食品ロスの問題まで起こっている状況だ。

5月23日からは第2弾、30日には第3弾が販売開始する予定だが、マクドナルドは第3弾を実施しない可能性もあることを発表している。

特典の争奪戦は“古くて新しい”問題

特典に人気が集中して品薄になってしまうというのは、過去にもいくつも事例がある。

1971年に発売された「仮面ライダースナック」は、特典のカードを集めるために、小学生が大量購入して、スナックが捨てられる事態が発生して問題になった。

1980年代に流行した「ビックリマンチョコ」では、特典シールだけ取ってチョコレート菓子を捨てるという子どもたちの行動が問題になった。

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【企業側は多少の弊害が想定されても、お蔵入りにはしづらい】

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