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「うちの子も早く塾に入れないと・・・」”中学受験準備の早期化”に焦る親が注意すべき「2つの落とし穴」

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  • 菊池 洋匡 中学受験「伸学会」代表、算数オリンピック銀メダリスト

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後々まで学力を伸ばすには、思考力を育てることが欠かせません(写真:Fast&Slow/PIXTA)
中学受験の準備時期が低学年化したことで、「うちの子も早く塾に入れないと……」と焦りを覚えるご家庭も多いのではないでしょうか? ただし、この「早期に逃げ切ろうとする戦略」には、“2つの落とし穴”があることに注意しなくてはなりません。
※本稿は『中学受験 親がやるべきサポート大全』から一部抜粋・編集したものです。
<BAD>
とにかく早くスタートして中学受験を逃げ切ろう! うちの子は要領がいいようにも思えないから、この戦略しかない!
→高学年になるほど伸び悩んできて、失速。そして墜落……。
<GOOD>
長期的な視野に立ち、試行錯誤を重視して学習を進める。
→考えて解く問題に対して粘り強くなり、自分で予定を立てて勉強することにも慣れ、自らの意思で学習を進めていけるようになる。

「うちの子は地頭が良いタイプには思えない。だからこそ早めからコツコツやって逃げ切らねば……!」

「早期に逃げ切ろうとする戦略」の落とし穴

親御さんのこういった考えから、中学受験の勉強をスタートする時期が低学年化、早期化し、早くから準備を整えるご家庭が多く見られるようになっています。これには「大手塾の入塾テストに合格するためには事前の積み重ねをしておかねば」という事情も働いています。たしかに、低学年のうちから学習習慣を積み重ね、学習のペースを身につけておければ、その後も優位に立てそうです。

しかし、この「早期に逃げ切ろうとする戦略」には落とし穴があるので避けなければなりません。

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