「丸つけ以外は基本全部黒色ボールペンでノートを書いて、試験のとき以外は字をめちゃくちゃ崩して書くスピードを上げていた。これによって、勉強の効率を高めていた」
つまりこの生徒は、字をきれいに書こうとしたり、色を使い分けたり、消しゴムを使ったりせずにノートを取ることで、書くスピードを上げていたというわけですね。
たしかに、字を丁寧に書こうとしたり、ノートをきれいに取ろうとすると、どうしても、時間がかかってしまいます。そうなると、問題を解くスピードが落ちてしまったり、次に進める学習の速度が遅くなってしまいます。そうならないようにするために、わざと字を崩して書いて、スピードを上げる勉強法を実践していたわけですね。
スピードと勉強の関係について、漫画『ドラゴン桜』ではこのように描かれています。
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(漫画:©︎三田紀房/コルク)
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