邪道だった「パスタっぽいラーメン」ブーム化の訳 続々と店が増える一方で、有名店主からは警鐘も 

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ラーメン
「邪道」と「イノベーション」を分ける要素とは?(筆者撮影)
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インバウンド消費が増えたこともあってか、以前よりも明らかに増えているイタリアンやフレンチっぽいラーメン店。しかし、実際に食べてみると、「これはパスタでは?」と感じたことはないだろうか。結果として、ネット上で「邪道だ」と一刀両断されていることも少なくない。

しかし、その一方で、「これは新しいラーメンだ!」とイノベーションを感じるお店もある。この差は何なんだろうか?

その謎を探るべく、フレンチ出身のシェフが営む大行列店を取材した。

「コスパの良いもの」から「本当に良いもの」へ

「邪道」と「イノベーション」を分ける要素について考えていく前に、今回取材した店の成り立ちを説明していきたい。東京・神保町に2017年にオープンした「海老丸らーめん」だ。

店舗外観
神保町にある超人気店「海老丸らーめん」(筆者撮影)
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