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自動運転は大都市の「公共交通」どう変えるのか 人手不足が深刻化する2027年までにレベル4実装を目指す

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター

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川崎市はティアフォー製の自動運転バスを導入した。川崎区と東京都大田区との間の「都県またぎルート」で実証実験を行う(筆者撮影)
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運転手不足が深刻化する路線バス業界において、川崎市が新たな実証実験をスタートした。

全国初となる都県またぎルートの自動運転バスを走らせ、2027年のレベル4(完全自動運転)実装を目指す。自動運転は大都市の公共交通をどのように変えうるのか、開通式を取材してその一端を見た。

減り続ける都市の足

川崎市では1日あたりのバス便数の減便が続いている。2018年(平成30年)をピークに、約18%に相当する約2300便が減少。今後10年で運転手数がさらに3割近く落ち込む見込みだ。人口150万人を抱える政令指定都市でこれだけの減便が起きれば、都市の利便性や住民の移動手段に大きな影響を及ぼしかねない。

こうした危機的状況に対処すべく、川崎市は1月27日から自動運転バスの実証実験を開始した。運転手不足という全国的な課題に対する新たなアプローチとして、大型車両の自動運転を大都市部で実現できるかを検証している。

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