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実写化に物議【推しの子】ドラマが意外と好評な訳 ビジュアル再現度が全て…ではない!

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  • 白川 穂先 エンタメコラムニスト/文筆家

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実写化発表時には、ファンから心配の声が多数上がっていた【推しの子】。しかし、ドラマが公開されると「意外と悪くない」という声が寄せられるようになった(出所:【推しの子】ドラマ&映画公式)

「また実写化か……」「心配な予感が」

キャストビジュアルが公開された当初は、そんな厳しい声も上がっていた人気漫画『【推しの子】』の実写映画&ドラマ化。

12月20日からの劇場版公開を控え、現在ドラマ全8話がAmazon Prime Videoで独占配信中だが、この仕上がりが意外と好評だ。ドラマ『【推しの子】』(以下、【推しの子】)への肯定的な感想の中で気になったのが、“実写化批判”を呼んだ秋のドラマ『その着せ替え人形は恋をする』(以下、『着せ恋』)と同作を比較するコメント。

どちらも原作漫画は発行部数1000万部超え、アニメも大ヒットした問答無用の人気作だが、実写ドラマに対する反応の違いはどこに理由があったのだろうか。

“実写化批判”はビジュアル再現度が全てではない

まず、ドラマ『着せ恋』で何が指摘されていたかを振り返ろう。

本作は、雛人形職人をめざす男子高校生の主人公と、コスプレオタクでギャルのヒロインとの関係性を描いた青春ラブコメディである。この実写ドラマでは、作品のテーマであるコスプレ描写やヒロインのビジュアルコンセプトが原作と離れていることに批判が殺到。放送回を重ねるたびに炎上が話題となってしまった。

【画像】あの、原菜乃華、倉科カナ、吉田鋼太郎…【推しの子】キャストの様子

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【元あったキャラクターの魅力が損なわれる改変】

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