東武日光線「合戦場から樅山」駅名何と読むのか? 特急が通過する「難読駅区間」地名に深い歴史

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東武日光線 樅山駅
東武日光線で難読駅が連続する区間にある樅山駅。下り線ホームから外に通じる出口は、実際に電車を降りてみないとわからない駅のもう1つの顔だ(撮影:鼠入昌史)

東武鉄道の電車は、日光線の南栗橋駅と伊勢崎線の久喜駅を境にありようを大きく変える。東京都心の地下鉄から直通してくる通勤電車はここまでで終わり。普通列車の運転本数が少なくなり、一気にローカル色が強まってくる。そうして、北関東たる栃木・群馬を目指すのだ。

日中に南栗橋駅から先、つまり日光線方面へ向かう各駅停車の電車の行き先は2つ。1つは、東武宇都宮線に直通して東武宇都宮駅を終点とする。もう1つは、そのまま最後まで日光線を走り通し、東武日光駅を目指す。この2つの行き先の電車が1時間に1本ずつ交互に走る。

日光線新栃木駅の先には?

日光線と宇都宮線が分かれるのは、南栗橋駅から各駅停車で40分ちょっと走った新栃木駅だ。つまり、新栃木駅から先が、日光線単独の旅ということになる。

今回やってきたのは、日光線。新栃木駅の1つ先、合戦場駅から旅を始めよう。新鹿沼までの途中にある特急が通過する駅にはいわゆる「難読駅名」が多い。

【写真を見る】いくつ読める?合戦場、家中、東武金崎、楡木、樅山……東武日光線の各駅停車しか停まらない「難読駅名区間」にいったい何があるのか?(22枚)
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