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「巨大サバが釣れまくる」ノルウェーと日本の差 沖合で小さなサバまで一網打尽にする日本

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  • 片野 歩 Fisk Japan CEO/東京海洋大学 特任教授

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ノルウェーの岸壁で釣れたサバ(写真:筆者提供)

水産資源管理の進むノルウェーの岸壁で釣りをしてみました。すると最低でも400~500グラムはある立派なサバが釣れました。日本の防波堤などでもサバは釣れます。しかしながら大きなサバが釣れることは少ないのではないでしょうか? 

日本と違って沿岸で大きなサバが釣れる理由

岸壁のはるか沖合では、大型の巻き網漁船がサバ漁をしていました。漁獲されるサバは平均で400~500グラムはあります。100~200グラムといった小さなサバは、漁業者が獲るのを避ける仕組みがよく機能しています。資源的にも経済的にも悪いという意識があるので、小サバが漁獲されることはまずありません。

沖合で小さなサバまで一網打尽にされてしまえば、岸壁で大きなサバが釣れる確率は極めて低くなります。一方で、小さなサバを獲らなければ、成長して大きくなるだけでなく、産卵する機会を得て資源はサステナブルになっていきます。そして沿岸でも沖合でも大きな魚が釣れ続けることになるのです。

サバに限らずどの魚種も同じで、小さな魚をたくさん獲ってはいけないのです。よく考えれば当たり前のことです。ところがそうなっていないところに、日本で魚が消えていく問題の本質が隠れているのです。

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