140cm×140cmという大判を、4枚(初めて買った1枚は、20年以上前のものだけれど)、もちろん今でも大事に愛用しています。
三角形に折ってジャケットの上に羽織ったり、三角形を正面に持ってきて、カウボーイのように巻いたり。あとは、必ず旅先には帯同、機内ではブランケット代わりにしています。
高価なものだからこそ、普段使いするのが大事。あくまで、あしらいは大胆に。ぎゅっと結ぶ、小さく折る。
1枚の布。それを、自分を美しく見せるため、華やかさを加えるため、暖めるために、臆せず使うのが素敵です。
そうそう、あまりにくたびれてきたら、額装して飾ろうと思っています。
靴下、タイツはもはや「ボトムス」です
タイトルの通り、クロップト丈のパンツからのぞく靴下や、スカートと靴をつなぐタイツは、ボトムスです。色、質感、透け感、柄や編み方まで、こんなにバリエーションがあり、それほど予算をかけなくても冒険ができるアイテムはありません。
「ヴァンテーヌ」という雑誌で編集者をしていたとき、備品をしまう棚には、ネイビー、黒、ブラウン、グレーのタイツがそれぞれ色味の違いで、何十種類もあったのを思い出します。
さて、靴下。天竺編みより、リブのほうがカジュアル。それも、リブが太いピッチになればなるほど、よりラフな印象になる。もし、チェックのパンツであれば、柄の中の一番明るい色を選ぶと、靴下の色が際立ちフレッシュな印象になります。
逆に最も深い色なら、落ち着いてマニッシュな雰囲気に。白は、ジェンダー限らず、「ユニフォームライク」に見せてくれるので、はずし役にはぴったりです。
タイツは、圧倒的に使えるのは、グレー。
黒のスカート、靴に黒のタイツでは、少し重すぎるから、深いグレー。
イエローのスカートにボルドーの靴、なんていう「カラー×カラー」の場合も、正解は黒ではなくてグレー。前述のパンツでオススメしたのと同じ、ミドルグレーが一番。スカートがしっかりと厚手であれば、30デニールくらいの素肌がほんのり透けるものが良いし、サテンのような薄手、光沢がある素材なら、ウール混の厚手のものだとバランスがきれい。
そう、スカートの素材感と反対のものを選べば良いのです。
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