ついに「株価の大暴落」が始まったのだろうか 相場はすでに「大きな転換点」を迎えている

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競馬である。27日から新潟競馬場での開催が始まる。

今夏の新潟は注目である。なぜなら、気候変動対策、人馬の熱中症回避のために本格的に動いたからだ。

27日のレース時間を見ると、第1レースの時間も従来から繰り上げるだけでなく、11時35分発走の第5レースを終えたあと、3時間程度の昼休みを設け、準メインレースを第6レースとして15時10分発走、次のメインレースは第7レースで15時45分発走となる。それ以外のレースは16時以降とし、最終12レースは18時25分発走というスケジュールとなる。

酷暑対策は評価するが中途半端、ここは思い切って…

酷暑対策に踏み切ったのはすばらしいが、いかにも中途半端だ。馬も騎手も観客も約3時間、どこで休んでいればいいのか。家に帰って昼寝できるのならいいが、そうでない以上、かなり体力的にしんどい。

そして、準メイン、メインの時間は、これまでと変わらない。テレビ放映への配慮かもしれないが、しかし、メインが終わったあと、その後のレースの馬券が従来と同じように売れるとは思えない。終わりの時間も「ナイター」にならないように、ということかもしれない。

さまざまな妥協の産物だが、あまり解決にならないのではないか。まず、15時台は十分に暑いし、パドックなども考慮に入れれば、実際は14時台にはスタートしているから、最も暑い時間帯を回避できているわけではない。

やはり、ここは思い切って「馬券の売り上げ最優先主義」をこの時期だけ棚上げし、7月後半から8月中旬までは、北海道競馬だけ、にしたらどうだろう。札幌・函館の同時開催である。

絶対、JRA(日本中央競馬会)関係者は誰も賛成しなそうだが、私がこの欄で提唱してきた「北海道の第3のトレーニングセンター」が完成すれば、キャパシティーの問題は解決する。そうなれば、滋賀県の栗東と茨城県の美浦からのシステマティックな航空輸送の仕組みの確立もやらざるをえなくなり、よいこと尽くめではないか。

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