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「大逆転」「政権交代」激動の欧州選挙の行き着く先 マクロン仏大統領や英保守党の影響力が低下

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  • 土田 陽介 三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主任研究員

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英国の総選挙で大勝した労働党のスターマー新首相(左)、フランス総選挙では最終的に左派連合が躍進した(右)(写真:Bloomberg)

6月から7月初めにかけて、欧州は重要な政治イベントが相次いだ。具体的には、6月6日から9日に実施された欧州議会選を皮切りに、その結果を受けてフランスで議会解散による国民議会選が電撃的に実施された(2回投票制に基づき6月30日と7月7日に実施)。その間の7月4日には、欧州連合(EU)と袂を分かつ英国で解散総選挙が実施された。

英国は労働党の大勝で14年ぶりの政権交代

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欧州を中心にロシア、トルコ、新興国のマクロ経済、経済政策、政治情勢などについて調査・研究を行うエコノミストによるリポート

7月4日に実施された英国の総選挙は、事前の予想どおり、それまでの最大野党・労働党が大勝したことで、2010年5月以来となる政権交代が実現する運びとなった。そして新首相には、労働党のキア・スターマー党首が選出された。リシ・スナク前首相が率いた保守党は、EU離脱以来の混乱の責任を問われるかたちで、歴史的大敗を喫した。

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