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ビジネス #全解剖 日本の魚ビジネス

超高級「大間のクロマグロ」が不正流通した背景 1億円で落札されることもある"海のダイヤ"

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  • 片野 歩 Fisk Japan CEO/東京海洋大学 特任教授
  • 大野 和幸 東洋経済 記者

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旧築地市場で競りにかけられたクロマグロ。写真と本文は関係ありません(写真:IYO / PIXTA)
日本の漁業が危ない。生産量はピークから7割減。輸入金額も増え、海外勢に買い負けている。一方、魚を獲りすぎず、資源を安定させなければ漁業の未来はない。
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青森県大間町で獲れたクロマグロは「海のダイヤモンド」と称される。初競りでは1億円で落札されることもある毎年の風物詩だ。 

だが2023年2月、クロマグロの漁獲量を正確に報告しなかったとして、水産会社社長が逮捕された。「横流し」による不正報告で摘発された裏には、決められた枠を破ってもクロマグロを多く売りたい、一部業者の思惑があった。

クロマグロでは資源回復を目的に水産庁が都道府県ごとに漁獲量を割り当てる。国別漁獲枠の仕組みで、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)があり、不正報告で漁獲枠を超えれば合意違反になる。

トレーサビリティがあるコメ、肉。ないのが魚

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