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キャリア・教育 #あやうく、未来に不幸にされるとこだった

「数字を追い求める人」が幸せになれない根深い訳 「不安」の価値を知れば今より「自由」になれる

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  • 堀内 進之介 Screenless Media Lab. 所長、立教大学特任准教授
  • 吉岡 直樹 Screenless Media Lab.テクニカルフェロー

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悩みや苦しみを遠ざけ、幸せを感じられるようになるにはどうしたらいいのでしょうか?(写真:jessie / PIXTA)
さまざまな悩みや不安を抱え、「楽しくないまま、いまを過ごしている」
そんな人は珍しくありません。
とある調査によると「いま、あなたは幸せですか?」という質問にイエスと答えられる人は2割もいないのです。
現代は生きづらさや不安が増しているのかもしれません。
しかし、幸いなことに、多くの先人たちが幸せに生きるコツを残してくれています。
それらを現代の生活にあわせて整え、「即役立つ」ようにしたのが、新刊『あやうく、未来に不幸にされるとこだった』です。
以下では、「悩みや苦しみを遠ざけ、人生を豊かにしていく方法」についてわかりやすく解説します。

幸福とは感覚でなく、人生への取り組み方

あなたは「幸せ」というものを、どのように捉えていますか?

ちょっと立ち止まって、考えてみましょう。

社会科学者アーサー・C・ブルックスは、「幸せとは結果でも目標でもなく、一つのプロジェクトである」と述べています。

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うまい言い方だと思います。

多くの賢人が「幸せとは、未来ではなく、いま、ここにあるものだ」と言っていますが、なかなかわかりにくいものです。

ブルックスは彼なりの表現で「幸福とは未来の目標ではなく、いま生きていくうえでの取り組み方なのだ」と言っているわけです。

これは「幸福であることは難しいが、幸福になることはできる」と言い換えられるかもしれません。

誰もが幸福というものを「現在の努力の先にある未来のご褒美」のように考えがちです。

しかし本当はそうではないのです。

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【幸せとは、目の前のニンジンじゃない!】

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