まず、理解していない人の数は重要ではない。理解している人の数が大切だ。
最終的に、できるだけ多くの人にできるだけ良いことをするのが目的だとしても、まずは「1000人の忠実なファン」を見つけ、ワクワクさせるだけでいい(ケヴィン・ケリーについて紹介した記事も参照)。
このようなファンは最強のマーケティング部隊になってくれる。残りの人は放っておけば何とかなる。100万人、いや10億人が理解してくれなくても関係ない。
理解してくれる人に注目するのだ。
単なるデータだと考えるようにしよう
次に、10%の人は、何でも自分への当てつけだと考える。これを踏まえて、単なる数字上のデータだと見なすことだ。
観客数を増やすときはとくに、この10%という数字が大きな意味を持つ可能性がある。本を出版する前には、精神的な覚悟が必要だ。
「今、1000人の読者がいる。そのうち100人はクソみたいな反応をするだろう。でも、私も彼らも悪くない、データとはこういうものなんだ」
こんな風に考えることができたら、それほどうろたえずに済むだろう。
さらに、私のファンの1%はとんでもなくクレイジーだ(普通の人口比の場合でもそうだ)と仮定しておけば、もっと恐ろしいことにも対応できる。
誰もが笑顔でハイタッチで迎えてくれると(間違って)期待すると、平手打ちを食らい、自分もそれに衝動的に対応するため、ダメージはトリプルパンチになるだろう。
穏当なテーマだけを扱っていても、逃れることはできない。私のブログに実際に投稿されたコメントを次に紹介しよう。
あなたは白馬にまたがった騎士(「ヨハネの黙示録」に出てくる4人の騎士のことで、未来の苦難の予言と解釈されている)の由々しき例を子どもたちに見せようとしている。恥を知れ。あなたは魂を売って世界を手に入れた悪魔だ。
このコメント主は、最後の審判の日に私を引き渡すと言って私を攻撃し始めた。FBIに報告したいほどの脅迫だった。
アザラシの赤ちゃんを殴打した、という私のブログに反応したのではない(もちろんそんな投稿はしていない)。
本や筆記用具などを揃えるのに十分な資金がなく、特別な支援が必要な公立学校のために、救済基金を募るのに協力しようと書いたブログに反応してきたのだ。
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