【アルコール依存症】休日「昼飲み」がリスクの訳 心当たりがある人は、チェックリストで確認を

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休日の昼からつい缶ビールをプシュ。こうした飲み方が依存のリスクを高めるそうです(写真:Fast&Slow/PIXTA)
最近のように暑いときはもちろん、楽しい会食のとき、リラックスしたいとき、ストレスや緊張で疲れたときなどに、つい飲みたくなるお酒。いずれにしても酒好きは飲む口実を作ってしまうものだが、一方で「自分はアル中じゃないか?」と不安に思ったことのある人もいるだろう。
意外と知られていないアルコール依存症の実態、初期の症状や最新治療、そして依存症の心配なくお酒を楽しむ方法は――。日本初のアルコール依存症専門病院である久里浜医療センターの副院長で精神科医の木村充さんに詳しく話を聞いた。

「今日こそ休肝日にしよう」と決意したのにお酒を飲んでしまったり、「今夜はビール1本だけにしよう」と思ったのについ飲みすぎてしまったり……。そんな経験を持つ人もいるかもしれない。

アルコール依存症は、長期間にわたって多量に飲酒した結果、アルコールに対して精神的依存や身体的依存が生じてしまう精神疾患の一種だ。

一見普通でも…依存の人はいる

木村さんは「多くの人は、アルコール依存症というと、つねにお酒を飲み、手が震えていて、働くことができなくなり……というイメージをお持ちかもしれません。もちろん、一部にはそういう患者さんもいます。一方、仕事を持って働いていても、パッと見は普通でも、アルコール依存症の方はいます」と言う。

では、どういう人がアルコール依存症になりやすいのだろうか。

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