インボイスの導入に伴って、免税事業者が選択できる手法についてここまで述べてきた。だが、そのいずれを選んでも手取りの減少は免れようがなさそうだ。では、どうすればダメージを軽減させることができるのだろうか。具体的な金額で見てみることにしよう。
下の図を見ていただきたい。これは課税売上高550万円(売上消費税50万円)、課税仕入れ110万円(仕入消費税10万円)のウェブデザイナーが、それぞれの手法を取ったときの手取り減少額をシミュレーションしたものだ。
ちなみに、デザイナーなのでみなし仕入率は50%で計算、厳密には所得税(法人の場合は法人税)も増減するが、ここでは消費税の影響だけを見るため考慮に入れていない。

