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「完全な男性になった」"元女性"アイドル衝撃告白 「男になれてよかった」26年目で明かす驚く過去

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メンズアイドルとしてステージで輝きを放つ(撮影:松原大輔)
5月17日「LGBT嫌悪に反対する国際デー」(International Day Against Homophobia, Transphobia and Biphobia)。日本では「多様な性にYESの日」として、さまざまな性に関する情報発信がなされている。
最近では、LGBT理解増進法案の法整備検討など、改めて議論が活発になってきた。実際、「LGBT」という言葉を耳にする機会も増えている。
ではその当事者たちは、いったいどういった想いで生きてきたのか。
今回はトランスジェンダーとして悩み続け、現在はメンズ地下アイドル(以下、メン地下)として活動している芸名「死に戻り、らいち。」の生き方に迫った。
自分が女性であったことは、今回メンバー以外では初めてのカミングアウトとなる。

初めて「性別を意識」したとき

宮城県仙台市。JR仙台駅から徒歩10分ほどの繁華街にあるライブハウス「スペースゼロ」。

キャパシティ150名ほどのこのライブハウスを拠点に、パフォーマンスを繰り広げるメンズアイドルがいる。グループ名は「僕のアイドルストーリー」(以下、僕ドル)。

メン地下としては、初めて仙台を拠点としたグループだ。

グループを立ち上げたのはメンバーの「死に戻り、らいち。」(以下、らいち)。メンズアイドルの芸名にしても、「死に戻り」とはあまりに禍々(まがまが)しい名前だろう。

この芸名は文字通り、らいちが死から戻ってきたことを意味しているものだ。しかしその実、中身はそれ以上に深く、それは彼、らいちが「女性である自分が死んで戻ってきた」ことに由来する。

1997年北海道北見市。オホーツク海に面し自然豊かな北見の地で、らいちは女の子として生を受けた父は自営業、母は医療従事者という地元では裕福な家庭で生まれ育った。

「自分自身の性別に関する異変」を最初に感じたのは早く、小学校1年生の頃だった。

"元女性"メンズ地下アイドルらいちさん、その素顔

  • 特典会の仕切りなどもすべてこなしている 特典会の仕切りなどもすべてこなしている
    (写真:らいちさん提供)
  • アイドルはもちろん経営のことを考える アイドルはもちろん経営のことを考える
    (写真:らいちさん提供)
  • また新たな事業展開も思案中だという また新たな事業展開も思案中だという
    (写真:らいちさん提供)
  • 入れ替わってきたメンバーだが今が一番だという 入れ替わってきたメンバーだが今が一番だという
    (撮影:松原大輔)
  • ファンへのレスを大事にしている ファンへのレスを大事にしている
    (撮影:松原大輔)
  • 曲にもそれぞれ思い入れがあるという 曲にもそれぞれ思い入れがあるという
    (撮影:松原大輔)
  • 飲食店でバイトしてきた経験が今に活きている 飲食店でバイトしてきた経験が今に活きている
    (撮影:松原大輔)
  • 時折、東京へ他のメンズアイドルに視察に行く 時折、東京へ他のメンズアイドルに視察に行く
    (撮影:松原大輔)
  • 東北のメンズアイドルシーンを盛り上げたいと願っている 東北のメンズアイドルシーンを盛り上げたいと願っている
    (撮影:松原大輔)
  • 今のメンバーにカミングアウトした時はみなあっさりしていたという 今のメンバーにカミングアウトした時はみなあっさりしてい
    (撮影:松原大輔)
  • 仙台に住んではいるが、いまだ街のことに疎いそうだ 仙台に住んではいるが、いまだ街のことに疎いそうだ
    (撮影:松原大輔)
  • とにかく大きなグループに成長させるため日々活動する とにかく大きなグループに成長させるため日々活動する
    (撮影:松原大輔)
  • ファンへの感謝を常に口にしている ファンへの感謝を常に口にしている
    (撮影:松原大輔)
  • メンバーに対しての気配りも忘れない メンバーに対しての気配りも忘れない
    (撮影:松原大輔)
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  • 特典会の仕切りなどもすべてこなしている
  • アイドルはもちろん経営のことを考える
  • また新たな事業展開も思案中だという
  • 入れ替わってきたメンバーだが今が一番だという
  • ファンへのレスを大事にしている
  • 曲にもそれぞれ思い入れがあるという
  • 飲食店でバイトしてきた経験が今に活きている
  • 時折、東京へ他のメンズアイドルに視察に行く
  • 東北のメンズアイドルシーンを盛り上げたいと願っている
  • 今のメンバーにカミングアウトした時はみなあっさりしていたという
  • 仙台に住んではいるが、いまだ街のことに疎いそうだ
  • とにかく大きなグループに成長させるため日々活動する
  • ファンへの感謝を常に口にしている
  • メンバーに対しての気配りも忘れない

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【自分は男なんだと思い始めた】

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