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「中古スマホ」にドコモや伊藤忠が参入するワケ スマホの進化頭打ちで中古販売が大幅増へ

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  • 星 美緒 野村総合研究所 コンサルタント
  • 澤田 和志 野村総合研究所 シニアコンサルタント
  • 本多 立駒 野村総合研究所 コンサルタント

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携帯電話端末市場の減少傾向が続く中、選択肢として、価格の安い中古端末への注目が高まっている(写真:th0852/PIXTA)
携帯電話端末市場の減少傾向が続く中でも、中古品の市場は拡大していく。価格の安さ、コストパフォーマンスのよさに加えて、大手キャリアがバッテリーの持ちや基本性能を保証するという「安心感」も中古市場の拡大を後押しする。
ITナビゲーター2023年版』を上梓したコンサルタントが中古端末市場の現状と今後について解説する。

2022年は、円安の影響でスマートフォンの価格が大幅に上がり、7月には発売済みの「iPhone 13」シリーズなどが大幅に値上げされ、秋に発売された「iPhone 14」シリーズも従来よりも価格が高くなった。特に、「mini」シリーズがなくなったことで、初めてシリーズ内で最安の端末の価格が10万円を超えた。

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2023年に入り、円安は落ち着いてきているが、携帯電話端末市場の減少傾向が続く中、選択肢として、価格の安い中古端末への注目が高まっている。

日本国内における新品の携帯電話端末市場は、携帯電話端末の販売台数減少により中長期的に減少していく。

携帯電話端末の販売台数について、2022年度の約3532万台が2028年度までに約3116万台にまで落ち込むと予想している。その要因としては、人口減少による国内の買い手減少や、携帯電話端末の買い替え期間の長期化が挙げられる。

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【買い替え期間長期化の主な要因は?】

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