「"面白い女性"は損をする」海外研究、驚きの中身 「科学的データ」から導き出された"意外な真実"

✎ 1〜 ✎ 79 ✎ 80 ✎ 81 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
顔芸をする面白い女性
「"面白い女性"は損をする」世界の学術研究、驚きの中身を紹介します(写真:mush/PIXTA)
一部上場企業の社長や企業幹部、政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチなどのプライベートコーチング」に携わり、これまでに1000人の話し方を変えてきた岡本純子氏。
たった2時間のコーチングで、「棒読み・棒立ち」のエグゼクティブを、会場を「総立ち」にさせるほどの堂々とした話し手に変える「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれている。
その岡本氏が、全メソッドを初公開し、15万部を超えるベストセラーとなった『世界最高の話し方』に続き、このたび『世界最高の雑談力―― 「人生最強の武器」を手に入れる! 「伝説の家庭教師」がこっそり教える 一生、会話に困らない超簡単50のルール』を上梓し、発売3日で3万部を突破するなど、早くも話題を呼んでいる。
コミュニケーション戦略研究家でもある岡本氏が「『"面白い女性"は損をする』海外研究、驚きの中身」について解説する。

「女性は面白くない説」は海外で学術研究がされている

「Women cannot be funny(女性は面白くなれないんだよ)」。あるとき、バイリンガルの高校三年生の娘が発した、こんな言葉に私はびっくりしました。

『世界最高の雑談力――「人生最強の武器」を手に入れる!「伝説の家庭教師」がこっそり教える一生、会話に困らない超簡単50のルール』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

「話し方」のコーチングや研修を仕事にしている私は、講演などで、表情の固い聴衆を和ませたいと、「笑いの取れる話し方」について研究するために、芸人のライブなどに足しげく通っています。

「おかげで、少しは笑いがとれるようになってきたよ」という話をしたところ、冒頭のコメントが娘から返ってきたのです。

「女性は面白くない」という説は、実は海外のソーシャルメディアなどではかなり定番の話題で、検索したところ、実際にこの説について数多くの学術的研究がされていることがわかりました。

「男は……」「女は……」というステレオタイプを助長するのではなく、あくまでも「科学的データ」に基づき、「はたして『面白さ』に男女の差はあるのか」を検証してみたいと思います。

次ページ「女芸人」の戦いがありましたが…
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事