タイトル:しなさいと言わない子育て
著者:ボーク重子
出版社:サンマーク出版
概要:あなたは今日、何回「しなさい」と言いましたか?
「歯を磨きなさい」「靴をそろえなさい」「ゲームをやめなさい」
日常にあふれる「しなさい」という言葉。
これを言わずにすむならば、どんなに気持ちが穏やかでしょう。
言わずとも自分でやる子なら、親としてなんとうれしいことでしょう。
でも、それをかなえる子育て法があります。
「しなさいと言わない」ことから始まる、新しい親子関係を試してみませんか?
「しなさい」という言葉は、じつは子どもから能力を「奪う」言葉。
子どもに備わってほしい「自分を大切だと思う自己肯定感」「自分はできると思う自己効力感」「自分を管理できる自制心」といった能力は、数値化できない「非認知能力」と呼ばれるもの。
この非認知能力は、認知能力を底上げするのに欠かせないものとして、子どもの教育育児の分野で非常に注目を集めているキーワードです。
そんな非認知能力を調査・研究し、育児に実践しつづけるパイオニアにして、ライフコーチとして母親たちの悩みや迷いに寄り添い続けるボーク重子。その子育て法の「基本」が「もっとも簡単にわかる入門書」が、初のマンガ版で登場です。
マンガを読むうちに、子どもとのかかわりのなかで大切にすべきこと、具体的な方法が自然にからだにしみこむ一冊。
「非認知能力育児」とは、難しいものではありません。これまでの育児のまま、ママの「マインドチェンジ」と「ちょっとしたしかけ」で、今日から子どもが変わる魔法のスパイス。
これまで尻込みしていた方にはうってつけの「入門書」で、今日からの子どもとの時間が激変すること請け合いです。
勉強は学校まかせでも、家でこそ伸ばせるのが「非認知能力育児」。今日、いますぐ取り組めるものばかり。さぁ、帰宅したらすぐに始めましょう!
(目次より)
「しなさい」と言わない子育ては究極の自己肯定感をはぐくみます
■1日30分の「空想タイム」ルーティンで子どもに余白を与えよう
■習いごとは2つまで「今日何しよう」は好奇心の扉
■習いごとのキモは「小さく始めること」「やめ方のルールを決めておくこと」
■意見を持つ子どもを育てるために親にできること
■「子ども部屋を片付けなさい! 」は無駄なしつけ?
■時間制限と門限を「子どもと一緒に」決めていますか?
■ゲームがやめられない子どもに最適な「インターバルトレーニング」
■「受験」でも非認知能力を伸ばす大事なポイント