日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチームのヘッドコーチとしてガレス・ジョーンズ氏が就任したのは、今から6年前の2015年だった。初めての外国人ヘッドコーチとして招聘した。
当時は、いろいろ取り沙汰されていたけれど、この6年間で、ジョーンズ氏の教え子の活躍には、めざましいものがある。現在までで、男子24名、女子22名が育っている。中でも、畑岡奈紗、勝みなみ、金谷拓実、中島啓太などが有名だが、今季絶好調の稲見萌寧、西村優菜、安田祐香、それにオーガスタ女子アマ選手権で優勝した梶谷翼などなど、プロ転向して活躍している選手の中で、圧倒的な存在感を見せている。男子ツアーで初優勝した片岡尚之もそうだし、久常涼もいる。
何が、どうして違いがあったのだろう。以前に金谷に聞いたことがある。
「最初はその戸惑いが強くて、なかなか受け入れられませんでした。同期の畑岡奈紗ちゃんがナショナルチームにいて、ジョーンズさんのアドバイスを、ほんと100%忠実に守って、まじめに何でもやっていて、1年で日本女子オープンに優勝(16年)したり活躍していたんです。じゃあ、僕も、全部やってみようと思いました。それで合わなかったら、戻せばいいと。でも、今はすごく前に進んでいるな、と実感しています。もしジョーンズさんと出会えないで、こういう経験しないでプロに転向していたら、と考えると、今は恐ろしいことだったと思います」
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