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政治・経済・投資 #少数異見

仕方ないからこそ意識すべき公共優先の危険性 ワクチン接種の義務化は社会主義と紙一重

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新型コロナウイルスワクチンの怪情報には一定の規制が必要だ、と9月18日号の当欄で無学無名氏は主張していた。人々の命を危険にさらしかねないデマ情報を野放しにしていいとは筆者も思わない。どちらかというとワクチン推進派である。とはいえ、今の空気感に危うさも感じているので「少数異見」を述べたい。

新型コロナに対するワクチンの有効性は高い。社会全体でワクチン接種率を上げる必要がある。しかし、高熱が出るなど副反応もあり、打つ打たないはあくまで個人の自由である。

個人の自由の尊重は、近代の民主主義の基本思想だ。これを体現するのが、市民革命を高らかに宣言したフランスと米国だ。その2つの国でコロナワクチンをめぐる個人の自由の制限が強まっている。

パリやニューヨークなど大都市では、レストランや劇場に入る際、スマートフォンや書類でワクチン接種済み、あるいは検査結果が陰性であることを提示する義務が課されている。イアン・ブレマー氏など世界の識者も、ワクチン接種の義務化を主張する。

これらの国では反対する人々による抗議デモも過激化、暴力によるぶつかり合いも起きている。ワクチンに対する不安もあるが、国家が個人の自由に介入することへの反発が大きいように思われる。

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