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お手本はテレビショッピング 聞き手を動かすプレゼンの仕方

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  • 松本 和也 プレゼン・スピーチコンサルタント、元NHKアナウンサー
まつもと・かずや●音声表現コンサルタント・ナレーター。1991年、NHKにアナウンサーとして入局。2016年から株式会社マツモトメソッド代表取締役。

プレゼンテーションをする場合、結論→根拠→具体例→今後の見通しなどの順に並べていこうとする方も多いと思います。社内の会議など情報を共有するくらいのプレゼンでしたらその方法で十分。事実関係やロジックがしっかりしていれば、社内の人には大抵はちゃんと聞いてもらえます。

しかし、大きな予算措置が必要なプロジェクトを立ち上げたり、お客様から大規模案件を受注したりする場合、それでは足りないかもしれません。そのような場合のプレゼンには、相手の重い腰を上げさせる、気持ちを動かすだけの力強さが求められます。そこで参考にしていただきたいのが、テレビ番組での情報の伝え方です。

多様な視聴者が想定されるテレビでは、誰にでもわかりやすい説明とともに、「この先を見たい!」と思わせるためのさまざまな工夫がなされています。例えば、夏休みにオススメの観光スポットを紹介する番組。そんな番組では、いきなり場所の紹介はせず、まず「視聴者の共感を高める」ことから始めます。「夏は目の前! どこかに出かけたいけれど、どこも混雑! しかも値段も高い!」などとあおった後、「解決策の提示」をします。「そんなあなたにこそオススメのスポットがあるんです!」と言って、具体的な場所とその魅力を紹介していきます。

気持ちをリードする構成

テレビショッピングでは、こうした視聴者を引きつけるプレゼンがさらに徹底されています。中でも「ジャパネットたかた」のCMは、プレゼンの見本になるという話をお聞きになったこともあると思います。約5分のプレゼンの流れはおおよそこうです。

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