ローソン
コンビニエンスストアでは毎週30〜40の新商品が登場する。店頭商品が目まぐるしく変化する中、ローソンには近年、類を見ない大ヒット商品が存在する。健康系チルド飲料「グリーンスムージー」だ。
2015年5月発売。1本で1食分の野菜を摂れるのが特徴で、葉野菜にキウイやリンゴなどを加え、飲みやすくしたチルド飲料だ。価格は税込み178円。シリーズ累計の売り上げ本数は8700万本を突破(17年2月時点)。今や1秒に1本が売れており、ローソンの業績を下支えする商品に成長した。
「正直、発売当初はこんなに売れるなんて誰も予想していなかった」。グリーンスムージーの開発に携わったドライ商品部の平原さやか氏はそう振り返る。発売当初から多くの店舗でスムージーは完売していたのだが、異変に気づいのは発売から1カ月後のこと。売れ筋を見定めるうえで重要な指標である「リピート率」が週ごとに伸びていたのだ。

通常の商品であれば発売直後に一気に購入回数が増え、リピート率は週を追うごとに下がっていく。だが、スムージーは1週間の間に2回以上購入した人の割合が20%を超え、増加傾向が続いた。チルド系飲料でナンバーワンだったカフェラテのリピート率が12〜13%であり、「まさに『異常値』が続いた」(平原氏)。
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