女子ゴルフツアーが開幕して1カ月。初戦からプロ1年生の飛ばし屋・川岸史果選手や、若手の藤崎莉歩選手が優勝争いをして、今年も新しい力を持った選手の登場に大きな期待が膨らみます。
さて、今の季節は花粉が飛びまくっています。特にゴルフ場は杉に囲まれているところも多いので、トーナメント会場ではマスクをした選手をあちこちで見掛けます。花粉症の女子プロも多く、点鼻薬や目薬、のどあめにマスクなどいろんな対策をしながらプレーしています。協会では9年前からドーピング検査を抜き打ちで行っているので、内服薬には気をつけなければなりません。
先日、イ・ボミ選手が「会長、今年は風がよく吹きますね」とこぼしたぐらい、毎週のように強い風が吹いていますので、選手たちはプレー時の風対策と花粉症とで、より一層の体力と頭を使うプレーを強いられているようです。
そこで風対策ですが、その難しさは方向と距離感の出し方にあります。風対策の基本は「重いボールを打つこと」。重いボールは、下半身で体重移動することで生まれます。手打ちや上体の力だけで打ったボールは、軽くて曲がりやすいので、風の影響をもろに受けます。
打ち方は、ダウンスイングの始動をまず下半身からボールのある正面に戻し、そのときに両ひざをアドレス時よりさらに低く深く曲げ、体全体を低くします。コックを解きながらクラブフェースを体の正面に戻し、インパクトでしっかりボールを押さえ込む。そして、下半身にリードされたままおなかを目標左まで回すと同時に、上体も左に回転させ、腕の動きを一気に加速させながら体の動きに沿って目標の左に振り抜き、フィニッシュの位置まで意識して持っていく。
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