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ビジネス #ゼネコン バブル超え

リニアの難工事にどう対処する? [TOP INTERVIEW] 鹿島 押味至一社長

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おしみ・よしかず●1949年生まれ。74年東工大卒業後、鹿島入社。2005年横浜支店長、13年関西支店長、15年6月社長就任。学生時代は新聞配達で家計を支えた(撮影:今井康一)

──リニア中央新幹線で受注した南アルプストンネル工事は最難関といわれる。

トンネルの掘り方などを研究してきて、こうやりましょうという筋書きができた。それが認められた。弊社の技術研究所では、みんながリニアのトンネルに向けた開発をしている。ここは研究費のかけどころだ。

採算のことは未曾有のものなので心配だが、日本のトンネルは1工区で何十キロメートルもやる話ではない。(高速道路工事で巨額損失を引き当てた)アルジェリアのケースとは違う。

──ほかのスーパーゼネコンより業績回復が出遅れた。

ちょうど1年遅れくらいの復活だった。アルジェリアなどいろんな問題があったが、(過去に取った不採算工事は)だいぶ減った。2015年度で半減、16年度でほぼ終わる。

──15年度の営業利益は1110億円、14年度の126億円から急増した。

2〜3年前から生産性を上げる努力をやってきて、その成果が表れた。高騰すると思っていた資材も上がらず、それらが相まって非常によい状況になった。

今16年度は減益を見込んでいる。年度後半になると仕事が集中して、特定の職種で協力会社を集めることが難しくなると見ており、利益を押し下げる要因になる。ただ、保守的に織り込んでいる面はある。

──今期の建築の単体受注計画は前期比4.2%増の9400億円を掲げる。

1兆円まで増えるかもしれない。東京の再開発案件は依然多く、地方もそれなりにある。

五輪関連では訪日外国人向けのホテルもまだ出てくるし、道路整備も残っている。選手村はゼネコン何社かでやらないと間に合わないだろうから、どこかの工事をやらなければならなくなる可能性はある。

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