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それでも、政治家こそ ドイツに学べ

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2号前の当欄でシメオン氏が、エネルギー政策を例に挙げて、何でもドイツをお手本にしたがる愚を指摘していた。事実に基づかない“拝独”主義はよくないが、ドイツに学ぶ必要がたくさんあることも事実である。戦後70年の間に日独両国はどのように変貌したのか、まずは数値で比べてみよう。

1人当たりGDP(国内総生産)はドイツ(4万4999ドル)が日本(3万8467ドル)を17%上回り、貧困率も日本の約半分である。

次に、国民負担率(租税負担率+社会保障負担率)を見ると、日本41.6%、ドイツ51.2%。財政赤字部分を加えると、各51.9%、52.2%で同水準だ。これに対する社会保障給付(GDP比)は、日本23.1%、ドイツ29.0%。日本は社会保障以外に税金をより多く配分していることになる。

特筆すべきは財政と貿易収支だ。2013年のドイツの財政状況は対GDP比0.1%の黒字(日本は8.2%の赤字)。貿易収支も世界トップ(同214位)で「双子の黒字」国だ。ドイツの貿易収支で特徴的なのは農産物・食料品の輸出額が多いこと。米国、オランダに次ぐ3位。日本は55位でドイツの20分の1の規模しかない。

社民党政権が改革断行

ワーク・ライフ・バランスでも日本は劣勢だ。1人当たり年間総実労働時間は、ドイツ1397時間、日本1745時間。有給休暇はドイツが付与日数30日に対して取得日数28日、日本は付与日数13日、取得日数に至ってはわずか5日。それでいてドイツの時間当たり労働生産性は日本の1.5倍だ。

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