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ライフ #日本婚活思想史序説

「婚活原理主義」の時代は、もう始まっている 「愛なんてクソクラエ!」な結婚観

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相手選びは、自分のリソースを最大限投入したうえで。妥協するにも冷徹に(写真: kou / Imasia(イメージア))

 結婚するかどうか、どんな相手を選ぶか、(一部の高貴な方々を除けば)自分で選択できる時代だ。けれど、自由っていうのはリスクと裏腹だ。だから、リスクを低減させるために事前にしっかりと調査をして優良物件を見極める必要がある。優良物件は当然、競争倍率も高い。もし意外に安ければイワク付き物件だと疑ってかかるべきだ。人気の物件を手に入れるには、自分の持てるリソースを増やし、最大限投入するしかない。もしリソースが足らないなら、仕方ない、どこまで妥協できるかお財布と相談しよう。

婚活の仕組みは、こんな具合にとても簡単なことなんだと思う。あとはどうやってリソースを増やすか、どうやって値段交渉するか、些末な問題が残ってるにすぎない。恋愛、つまり物件への執着も大事だけれど、ひとときの感情でその後乗り切れるかどうか、よく考えたほうがいい。

理想の結婚のためにはあくまで「現実的」に相手を探す

冷たすぎるだろうか? でも、ぼくはそうやって条件を追求する婚活へのアプローチこそが正しいと信じている。ぼくの言葉で言えば、婚活原理主義だ。ひとときの感情に左右されないよう、希望の条件を設定しておいて、それに見合う相手を探す。完璧に見合う相手はめったにいないだろうから、あとはどの条件を削るか、自分の希望とのにらめっこ。自分の理想の結婚のためにはあくまで現実的に相手を探す。これぞ、ぼくの呼ぶ婚活原理主義だ。

冷徹にならなきゃ、理想の結婚なんてできない。それは現代社会の宿痾とすら言える。ライフコースが広がったことであこがれる人生を誰もが追い求められるようになった。でも、高い理想を持てば持つほど、その人生に見合った結婚相手は限られる。にもかかわらず、情報交換の手段が発達したせいで、誰とでも付き合うチャンスだけはあるように見えるから、否が応でも希望水準は跳ね上がる。なのに、実際に存在する人たちは変わるわけじゃない。経済的に言えば、むしろ落ちている。

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【“専業”は高嶺の花、夫婦共働きはしょうがない】

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