もう3月なのに「肌トラブル」を感じやすい理由 皮膚科医が監修「おすすめのセルフケア4つ」

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【2:保湿の回数を増やす】

「朝、ホットタオルで顔を拭いた後に、通常のスキンケアを行います。そのあと、メイク前にもう一度保湿をしましょう。乳液だけサッと塗るなど、1ステップ置くだけで、肌の乾燥をかなり防げますよ。

リモートワークでバッチリメークをしていない方は、夕方にもう一度保湿を。『日焼け止めやBBクリームだけ塗っている』という方は、軽くティッシュで押さえてからスプレータイプの化粧水をシュッとふりかけてもいいですね。

乾燥しやすい方は、オイルも入っている2層式の化粧水もおすすめです。入浴後のスキンケアの後、寝る前にもう一度こってりめのクリームを塗ると、朝まで乾燥を防ぐことができます。

乾燥肌の方は、とにかく保湿の回数を増やすことが大切ですが、混合肌の方が乳液やクリームをつける場合は、肌の状態を見ながら部分使いするようにしてください。皮脂が分泌されやすいTゾーンやあごにはあまり塗らず、乾燥しやすい頬や目の下を中心に塗るようにしましょう」(山崎先生)

睡眠中の乾燥対策を!

【3:スキンケアにちょっと攻めたアイテムを投入する】

「普段のスキンケアに、幹細胞系やビタミンAといった、肌の再生を促すアイテムを加えてみましょう。こういったアイテムは肌の力を底上げしてくれるので、乾燥に限らずアンチエイジングにもおすすめですよ」(山崎先生)

【4:加湿器で睡眠中の乾燥対策を!】

「日中は、乾燥が気になったら自分で保湿をすることができますが、睡眠中は乾燥していてもそのまま。でも、放っておくと朝には肌がガサガサになってしまいます。ですから、3月に入っても引き続き加湿器などで空気の乾燥を防ぎましょう」(山崎先生)

肌トラブルを感じやすい春先のスキンケアについて伺いましたが、次回は、先生おすすめのちょっと攻めたスキンケアアイテムやクリニックで受けられる美容医療について教えていただきます。「そろそろ、スキンケアを見直そうかな」と思っている方は必見です!

(文/keiko kido)

山崎まいこ
まいこ ホリスティック スキン クリニック 院長
皮膚科医。勤務医として形成外科医、皮膚科医、美容皮膚科医として務め、2017 年東京・代官山にクリニックを開業。ホリスティックな視点から、外側の治療だけでなく、身体の内側、腸内の健康、心のあり方までサポートし、真の健康と美しさを追求している。オーダーメイドで患者に寄り添う医療には定評があり、各界著名人やビューティー関係者からの信頼も厚い。さまざまなアイテムの揃うECサイト「まいこホリスティックオンライン」の監修も務める。
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