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「ウルトラQ」に2021年の中高年がハマる理由 大人が月曜夜に愉しむ「昭和ダークネス」の魅力

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『ウルトラQ』のタイトル(画像はHDデータ版のもの)Ⓒ円谷プロ

最近の月曜夜の密かな愉(たの)しみは、NHK BSプレミアムで放送が始まった『ウルトラQ 4Kリマスター版』を見ることである。

宣伝が十分じゃないせいか、世の中的に、それほど盛り上がっている感じはないのだが、その分、いかにも「密かな愉しみ」という感じで、ツイッターなどを見ていても、私と同じような中高年層が、この番組を愉しんでいる感じが伝わってくる。

というわけで今回は、一種の「先物買い」という感じで、『ウルトラQ 4Kリマスター版』の魅力を考えてみたい。この記事が、番組の盛り上がりに、少しでも貢献できればうれしい。

後の「ウルトラシリーズ」との違い

『ウルトラQ』の本放送が始まったのは、1966年(昭和41年)のこと。不肖、私も同年の生まれであり「同級生」ということになる。東京オリンピックの2年後、ビートルズが来日した、高度経済成長の真っただ中の放送だった。

言うまでもなく、その後の『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』(こちらも「4Kリマスター」で放送中)……と続いていく「ウルトラシリーズ」の第1作なのだが、正直、知名度や浸透度は、『ウルトラマン』『ウルトラセブン』などに劣る。

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後の「ウルトラシリーズ」との大きな違いは、怪獣をやっつけるヒーローが不在なこと。それゆえ、作品として地味に映ったせいか、子どもの頃に何度となく再放送されたが、あまりちゃんと見ていなかった。

「ウルトラQ」の文字が不気味に回転する、あの有名なタイトル映像が、少々おっかなかったことも影響したと思う。

しかしながら、55年後の今、『ウルトラQ』を改めて見ると、実に多くの魅力と発見にあふれていた。そして、後に触れるように、今や多くの(子ども向け)テレビ番組が手放してしまった時代的示唆が込められていることにも気づいたのだ。

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【『ウルトラQ』の魅力の本質】

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