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「戸籍上はまだ存命」130歳祖父からの衝撃相続 突然送られてきた手紙、血縁とは何なのか

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「130歳の祖父」を死なせてあげました……ある60代男性の衝撃相続とは(写真:【IWJ】Image Works Japan/PIXTA)
「おじい様名義の不動産について、お伝えしたいことがあります」
ある日届いた弁護士からの手紙をきっかけに、母子家庭で育った男性Aさん(60歳・東京都)は、それまで知らなかった「家族の歴史」を知ることになる。家族とは、血縁とは何なのか――。初めて出会う親戚との長いやりとりの中で、Aさんには何とも言えない感慨が芽生えていた。本人への取材をもとに一人称視点でおくる。※特定を避けるため一部の数字等を変えています。(ライター・野林麻美)

突然の手紙、不動産の相続

勤め上げた会社を定年退職したばかりの私のもとに届いたのは、福岡県の弁護士からの手紙だった。

福岡に縁などないはずだが……。そう訝しがって開封すると、そこに書かれていたのは、つかみどころのない不動産相続の話だった。

A様のおじい様名義の自宅不動産が福岡県◆◆市にあり、相続登記がされないままです

私は父親の顔すら知らずに母子家庭で育った。そこにこんな手紙が舞い込んできのだから驚くほかなかった。

当記事は弁護士ドットコムニュース(運営:弁護士ドットコム)の提供記事です

「おじい様」とは、母と離婚した父の父のことらしい。文面には、この家の石垣が崩壊し、隣地の住人が困って弁護士に相談に来たこと、このエリアは昨今開発が進む人気地区で、購入希望の不動産業者がいることも書き添えられていた。

とにかく詳しい話を聞かねば…。老いた母に相談することもはばかられ、私は慌てて記載された弁護士事務所に電話をした。

担当の若い男性弁護士によれば、父は福岡県に生まれ育ち、東京から嫁いだ母とは私が生まれて間もなく離婚。その後は死ぬまで独り身だった。

祖父には父の上に5人の娘がおり、全員が死亡しているため、私たち孫世代21人が代襲相続人となる。しかし弁護士が手紙を出して、返事を寄越したのは私だけだという。

お隣さんは、危険な石垣や、古い建物を解体してほしいのです。それに……

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【祖父はまだ死んでいなかった?】

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