AIが選んだ「ラーメン店ランキング」意外な1位 評論家も驚いた各店の顔ぶれ

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3位:ラーメン二郎 三田本店

人気ラーメン店のグループの総本山がランクイン。

「二郎の起源となった店で、ファンの間で“神格化”しています。『三田本店に行かないと二郎を食べたことにはならない』という人もいて、熱狂的な“ジロリアン”に支えられている店です」(井手隊長)

2位:ラーメン二郎 ひばりヶ丘駅前店

3位の三田本店に続き、二郎からランクイン。

「二郎というと店内に独特の緊張感が漂っていますが、こちらは夫婦で切り盛りしている店で、ライトユーザーでも入りやすい。他店の二郎と比べスープはクリーミーで、量も抑えめ。二郎初心者におすすめしたい店です」(井手隊長)

1位:青島食堂 秋葉原店

新潟5大ラーメンの1つ「生姜醤油ラーメン」の名店。東京初進出の店で、新潟県長岡市に本店を構える。

「昼のピーク時を外してもつねに大行列ができている人気店です。一方で宣伝色が薄くメディアへの露出は少ないお店なので、1位という結果に驚いています。それでもファンは多く、大変美味しいお店なのは間違いなく、純粋な口コミ評価をくみ取っているのだとすれば納得です」(井手隊長)

ラーメンライター井手隊長の一押しラーメン店は?

番外編 井手隊長の一押し:銀座 八五(7位)

京都全日空ホテルの元総料理長が独立してオープンさせたお店。

銀座 八五の「特製中華そば」(写真:井手隊長提供/AERA dot.より)

ラーメンの味の決め手であるカエシ(タレ)を使わず、ダシのうま味だけで仕上げる前代未聞の一杯で、先日発表になった「ミシュランガイド東京2020」で開店から1年にしてビブグルマンを獲得した。

名古屋コーチンと鴨をメインに、昆布、シイタケ、イタヤ貝、ドライトマトなどさまざまな食材の味を重ね、うま味を膨らませたスープは唯一無二の美味しさを放つ。

図版:株式会社TDAI Labの『AIが選ぶ本当に美味しいラーメン百名店 in 東京 2019』よりAERA dot.編集部にて作成

上位にはいずれも有名店がランクインした。井手隊長は「純粋なファンの評価をくみ取れているのでは」と指摘する。

「二郎系のようなクセの強いラーメンはファンが多い一方でアンチも多い。批判的な意見がはじかれたことで上位にあがった印象です。

そんな中、純粋にファンが多い店はしっかり上位に出てきている。1位の青島食堂 秋葉原店には驚きましたが、納得もしています」

井手隊長も舌を巻いたAIのランキング。ラインナップを見ているだけで、無性にラーメンが食べたくなってしまった。

(編集部/井上啓太)

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