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リーダーに求められる究極の資質は「度胸」だ 経営が行き詰まったときにどうするべきか

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  • 江口 克彦 一般財団法人東アジア情勢研究会理事長、台北駐日経済文化代表処顧問

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行き詰まったときの経営者がとるべき対応とは何か(写真:Elnur / PIXTA)

経営を進めていく際に感じることは「山あり谷あり」ではありません。むしろ、「谷あり、谷あり、谷あり、そして山あり」といったところかもしれません。困難ばかりが襲いかかってくるように感じる。それが経営というものです。

時には、「もうこれでおしまいだ」と絶望的になることもある。しかし、そういうときに経営者は、自らを奮い立たせて、「やり方は無限にある。どこかに打開の道がある。考えよう。探そう。大丈夫だぞ。心配するな」と、自分自身に声をかけることが必要だと思います。絶体絶命ということはありません。

壁にぶつかって気力を失うようではダメ

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もし、もうおしまいだと思ったとするならば、知恵を出すことも、工夫することもなく、気力も失い、その場にへたり込んでしまうでしょう。多くの経営者、とりわけ若い人たちに、そのような傾向があるのではないかと思います。少し壁にぶつかると、あきらめる。放り出す。それでは成功の道を切り開いていくことはできません。いま、大きくなっている会社は、困難苦難にぶつかったとき、そういう知恵を出して、どこかに道があると考え、壁を乗り越え、新しい発展の道を歩んできたのです。

今のままで、ただどうしようか、何をしたらいいのかとオロオロしてへたり込むのではなく、やり方はいくらでもある。この壁は、きっと突き破ることができる。行き詰まっても行き詰まっていないと考えれば、そこに勇気と知恵も湧いて、成功への扉を見つけることができるものです。

また、起業して、そのアイデアはいいけれども、経営がうまくいかない。しかし、あきらめるのではなく、新しい売り方、あるいは、自分のアイデアを活用して、新たな製品を考えてみる。釣り糸が売れないから、この会社を畳もうと考えるのではなく、なにか工夫できないか。考えた結果、マットレスのエアウィーヴという会社ができました。この会社は、今では大いに成長発展しています。

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【経営危機はチャンスである】

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