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「特売品」で損する人が知らない値札の読み方 不利益防ぐユニットプライス制に存亡の危機

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  • 加藤 絵美 消費生活専門相談員・日本女子大学非常勤講師

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店頭ポップのうたい文句で一見安く見えても、容量当たりで考えると実は割高。こうした失敗を防ぐためには値札に書かれた「ユニットプライス」をチェックするのが便利ですが、今、存亡の危機に瀕しています(写真:ManabuAsakawa / PIXTA)

「店長イチオシ!」「地域最安値に挑戦!」「大容量でお得!」――。スーパーやドラッグストアに行くと、売り場にはこうした推奨ポップが躍り、つい手を伸ばしてしまいがちだ。

が、このうたい文句を鵜呑みにしてはいけない。シャンプーや洗剤の詰め替え用が、本体よりも割高なのはよくある話。加えて最近では、商品のリニューアルに合わせて、ひそかに内容量を減らし、いつもより安く見せる「隠れ値上げ」が横行している。

真の「お買い得品」を見抜くユニットプライス

節約をしたつもりが、実は割高な商品を買わされていた。そんな不利益を防ぐために活用できるのが、「ユニットプライス(単位価格)」だ。牛乳100ml当たり、みそ100g当たり、トイレットペーパー10m当たり、洗濯用洗剤100g当たり、紙おむつなどの衛生用品1個(1枚)当たりに換算していくらか、商品棚の値札に表示するというものだ。

消費者にとってユニットプライスの効用は、大きく分けて2つある。1つ目は、同一ブランドの商品で容器や容量が異なる場合、価格比較を容易にできることだ。

大容量のほうがお得だと思いがちだが、ユニットプライスを見てみると、少量パックのほうが安かった(筆者撮影)

洗濯用洗剤を例に挙げてみよう。とある店頭には、ライオンの洗濯用洗剤「スーパーナノックス」が本体と詰め替え用で計4種類並んでいた。ただ、一見してどれがいちばんお得なのかはわからない。そこで、値札に記されたユニットプライスを見てみると、本体も詰め替え用も、小さいもののほうが単価が安いことがわかった。すなわち、大容量を買えばお買い得というわけではないようだ。

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【「隠れ値上げ」を見破ることもできる】

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