しかし、オンライン生保市場への参入が相次ぎ、2013~2014年度ごろからブレーキがかかり始めた。2015年度は前年度比4%台の伸びにとどまっている。2016年度は4月から12月までの9カ月間で、前年同期比5.5%ペースで伸びているが、往時の伸びと比べるべくもない。
出口氏は「マラソンでいえば、400メートルのトラックを走り終えて、まだ一般道に出たレベル。創業10年だが開業して8年。いちばん短い商品でも最短10年で、最初のサイクルを終えていない。売上高約100億円、一人当たりの売り上げが7000万円の小さなベンチャー企業であり、長い目でみていく必要がある」と訴える。
ライフネット生命は何を変えたのか

伸び悩みを打破する戦略の一つが、保険商品を売る販売チャネルの切り替えだ。
創業10年で痛感したのは、営業職員の「最後の一押し」なしに、生命保険商品を非対面チャネルで売る難しさ。近年はネットだけでなく、対面チャネルでの展開を始めている。
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