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「ティファニー ダイヤモンドの旅」公開 ティファニー

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自社で管理するダイヤモンド採掘場
 自然環境や人権の保護など調達活動における社会的責任に取り組む企業が増えている。昨年、ドイツで開催されたG7サミットにおいて「責任あるサプライチェーン」が首脳宣言文書に盛りこまれたのを機に、その動きは加速してきたが、来年には調達の国際規格ISO20400が発行される見通しとあって、さらに注目を集めている。

世界的に有名なジュエリーブランド、ティファニーも責任ある調達において業界をリードする取り組みを続けてきた。ダイヤモンド事業の総括監督管理を行うために、自社で統合型のサプライチェーンを導入。原材料の産出から最終製品に至るまでの透明性とトレーサビリティを徹底するのはもちろん、製造工程や世界基準と条件に対する改善要求を直接管理できる体制を整えている。そこで、このたびダイヤモンドの採掘からソーティング、マーキング、カット、ポリッシュ、グレーティング、セッティング、あのティファニーのブルーボックスに収まるまでを追った「ティファニー ダイヤモンドの旅」と題するショートフィルムを公開した。

フィルムでは、ティファニーが自社で統括するアントワープ、モーリシャス、ニューヨークのアトリエにカメラを入れ、直接管理を行う鉱山におけるダイヤモンドの調達をはじめ、自社の熟練職人による厳しい選別、丁寧な研磨、セッティングまでの様子が納められている。0.04%未満と言われるティファニーのダイヤモンドとして選ばれてから、職人たちの手によって命を吹き込まれ、ブルーボックスに入れられて私たちの手元に届くまでが、まさに旅と感じられる仕上がりになっている。

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