世界初のアクティブ系スマートウォッチ、誕生。 ニクソン

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米国カリフォルニア発のライフスタイルブランド、ニクソンが世界初のアクティブ系スマートウォッチを発売

スマートウォッチの開発が本格化し、競争が激しくなっている。電機メーカーがつくる製品は、いうなれば“スマートフォンの小型版”であり、時計というよりもウェアラブルコンピューターに近い存在である。しかし、時計メーカーがつくるスマートウォッチは、まず時計としての機能を充実させ、そのうえでスマートフォンとつながることで実用性を高めているというのが、大きな特徴だ。

ライフスタイルの延長上にスマートウォッチがある

1998年にカリフォルニアで創立されたニクソンは、時計を中心に、アパレルや雑貨なども展開するライフスタイルブランドで、特に3S(Surf、Snow、Skate)のカルチャーと深くつながっている。

防水性能は100mを確保。世界最大級の波情報配信サービスアプリ「Surfline」との連携も可能だ

彼らがつくりあげたスマートウォッチ「THE MISSION」は、世界で初めてアクションスポーツに対応し、ケースは軽くて強いポリカーボネート製で、風防は強固な「ゴリラガラス」、衝撃が加わりやすいベゼル部分にはステンレススチールを使用している。さらに防水性能は100mを確保しており、海の上でも使えるようにしている。つまりニクソンは、時計であれば当然とみなされるスペックをスマートウォッチにも取り入れることで、ニクソンユーザーの日常に対応するのだ。

さらにスマートウォッチならではの優位性も意識し、専用アプリを使って世界最大級の波情報配信サービス「Surfline」や積雪コンディション配信サービス「SnoCountry」の情報を取得し、時計側で確認することができるようにした(日本国内の積雪情報には未対応)。ニクソンの人気モデルのデザインを模した時刻表示画面に切り替えることができるのも大きなメリットだ。

今後のスマートウォッチの可能性を広げるのは、便利さだけではないだろう。いまや腕時計は時刻を見る道具というよりも、ファッションまたアクセサリーとしての価値を重視される時代であり、それはスマートウォッチであっても同じはず。

時計同様のタフスペックを積み上げることで、ユーザーのライフスタイルに寄り添うニクソン「THE MISSION」は、スマートウォッチが向かうべき正しい道筋を示している。