スパイスワークス
研究室のWeb担当者必見!学生リクルーティングや研究室の効果的な情報発信に効く調査データを公開
大学研究室向けホームページ制作サービス「ラボゼミCMS」(運営:株式会社スパイスワークス、代表取締役 関根聖二)は、大学研究室100件のホームページを対象に実施した実態調査をもとに、研究室Webサイトに求められるコンテンツや構成、改善ポイントなどを分析し公開しました。調査結果は、研究室の認知向上や学生リクルート、対外的な発信強化に取り組む大学広報や情報システム、Web制作・運用担当者にとって、実践的なヒントとなるものです。

大学研究室ホームページ100件を対象とした実態調査を実施
▼背景株式会社スパイスワークスは、教育工学分野でのシステム開発支援を20年以上行う中で、研究室の先生方からホームページ制作の相談を受けるようになりました。その声をきっかけに、研究室向けのホームページ制作・運用サービス「ラボゼミCMS」を開発し、多くの研究室サイト構築に携わってきました。
その経験を通じて「研究室サイトに必要な情報とは何か」を明らかにすることが重要だと感じ、今回の調査を実施しました。全国100件の研究室サイトを調べることで、情報発信の現状と改善の方向性を可視化することを目的としています。
こうした現状を可視化し、より効果的な研究室ホームページの構築をサポートするために、株式会社スパイスワークスでは、全国100件の大学研究室ホームページを対象に構成や機能、デザインの傾向を調査しました。本調査の目的は、研究室にとって本当に必要な情報発信とは何かを明らかにし、限られたリソースでも実現可能な改善のヒントを提供することにあります。
▼調査方法
本調査は「大学 研究室 サイト」「研究室」「研究室 ホームページ」などのキーワードでGoogle検索し、検索結果上位からランダムに100件を抽出。大学本体の定型フォーマットによる研究室紹介ページは除外し、研究室が独自に運営するホームページに限定して、2024年12月~2025年2月にかけて人の目で精査・分析を実施しました。
調査では、各サイトの掲載コンテンツ、SNS連携状況、スマートフォン対応、CMSの有無など、合計10項目以上を網羅的に確認。大学・学部の方針とは別に、研究室単位でどのような情報発信が行われているか、現在のWeb環境のなかでどのような工夫がなされているかを把握することを目的としています。
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調査結果によれば、研究室Webサイトにおける最も定番のコンテンツは「研究内容」(97%)で、ほぼすべてのサイトが何らかの形で研究領域やテーマを紹介していました。次いで「メンバー紹介」(90%)、「News(お知らせ)」(82%)、「研究業績」(67%)、「アクセス」(61%)などが上位を占めています。こうした基本情報のほか、「教育・講義」「入学希望者向け案内」「ブログ」など、研究内容以外の情報も重要視されており、とくに学生募集を意識した構成が目立ちます。中には動画コンテンツを活用し、研究内容を視覚的に訴求しているサイトもありました。

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SNS連携は46%にとどまるも、YouTubeの活用が目立つ
SNSとWebサイトを連携させている研究室は全体の46%にとどまっており、過半数の研究室サイトではSNS連携されていない現状が明らかになりました。一方、連携している研究室のなかではYouTube(32%)が最も多く、研究紹介や講義の記録などに動画を活用するケースが多く見受けられました。動画はWebサイト上のコンテンツ滞在時間を伸ばすだけでなく、研究内容の理解を深め、視覚的な訴求力を高める要素として有効です。今後、YouTubeやX(旧Twitter)、InstagramなどのSNSを活用した情報発信が、研究室のブランディングにも直結していくと予想されます。

左:SNS連携の有無 右:連携するSNSの種類
平均掲載コンテンツ数は8ページ前後、情報設計の差が課題に
1サイトあたりの平均掲載コンテンツ数は約8。7~11コンテンツを持つ構成が全体の約8割を占め、必要な情報を過不足なく整理している研究室が一定数見られました。一方で、4~5ページに留まるサイトも2割弱あり、必要な情報が不足している可能性が示唆されます。研究室のホームページは研究成果の発信や学生の獲得に直結するため、情報設計やユーザー視点での構成見直しが求められます。

研究室サイト内のコンテンツ数
スマホ対応・SSL化・CMS導入など基本要件の整備がカギ
調査では、研究室サイトの技術的な整備状況についても確認しました。スマートフォンに対応されていないサイトが23%、SSL(https)非対応のサイトが12%など、現状必用とされる整備が遅れているサイトも見受けられました。
ダウンロード資料では、スマートフォンへの対応状況、常時SSL化(https)、CMS(コンテンツマネジメントシステム)の導入有無、Googleアナリティクスの設置など、運営効率とセキュリティを両立するための条件が整っているかを9つのチェック項目で整理しています。
こうした基本的な運営体制の整備ができているかどうかで、情報の信頼性やサイトの使いやすさ、SEO効果にも大きな差が出るため、見直しを必要とする研究室も多いと考えられます。
▼資料ダウンロード
今回の調査レポートの詳細「~失敗しない研究室HP~大学研究室ホームページの実態」は以下URLからダウンロードいただけます。https://labsemicms.com/?tab=dl
【「ラボゼミCMS」について】
「ラボゼミCMS」は、大学の研究室に特化したホームページ制作サービスです。研究紹介、研究業績、メンバー紹介、アクセス、ニュース、お問い合わせフォームなど、研究室に必要な要素を標準装備し、最短1ヶ月の短納期で提供しています。WordPressベースをベースとしたCMS(コンテンツ管理システム)によって、専門知識がない研究室メンバーでも簡単に情報更新ができる仕組みを整備。スマホサイト、SSL、多言語展開などにも対応しており、国内外の学生・研究機関・行政機関・メディア等への情報発信にも寄与します。
Webデザインや構成設計の段階から、研究室の目的やターゲットに沿ってカスタマイズが可能。制作後の保守サポートや運用支援も充実しており、時間とリソースに限りのある研究者・教員の負担軽減にもつながります。
また、本プレスリリースで紹介した調査結果は、「ラボゼミCMS」公式サイトより無料でダウンロードいただけます。研究室Webサイトの改善を検討されている方や、新たに立ち上げを検討している方は、ぜひご活用ください。
公式サイト:https://labsemicms.com/
【会社概要】
会社名:株式会社スパイスワークス
所在地:東京都千代田区麹町6-6-2
代表者:代表取締役 関根 聖二
URL:https://www.spiceworks.co.jp/
事業内容:大学・教育機関向けWebサイト制作、CMS開発、UI/UXデザイン、教育工学支援
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