大学入試対策「英語」と決別した高槻中高、学力も使う力も身に付く授業の中身

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日本は、世界113カ国中87位。5年連続で順位を落としている(出所:イー・エフ・エデュケーション・ファースト)
中曽根陽子(なかそね・ようこ)教育ジャーナリスト/マザークエスト代表小学館を出産で退職後、女性のネットワークを生かした編集企画会社を発足。「お母さんと子ども達の笑顔のために」をコンセプトに数多くの書籍をプロデュース。その後、数少ないお母さん目線に立つ教育ジャーナリストとして紙媒体からWeb連載まで幅広く執筆。海外の教育視察も行い、偏差値主義の教育からクリエーティブな力を育てる探究型の学びへのシフトを提唱。「子育ては人材育成のプロジェクト」であり、そのキーマンであるお母さんが幸せな子育てを探究する学びの場「マザークエスト」も運営している。著書に『1歩先いく中学受験 成功したいなら「失敗力」を育てなさい』(晶文社)、『子どもがバケる学校を探せ! 中学校選びの新基準』(ダイヤモンド社)、『成功する子は「やりたいこと」を見つけている 子どもの「探究力」の育て方』(青春出版社)などがある
高槻中学高等学校の英語教育について語る工藤剛校長
「学びの森」と呼ばれる図書館の蔵書は6万冊
単語バトル。黙々と辞書を引く生徒たち。英語の本をきっかけに知の好奇心に火がつく
図書館の監修と多読の授業を行う鬼丸晴美先生
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