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尿を使うとサッカー場の芝生がすくすく育つ 尿に含まれた豊富な栄養素に着目

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環境工学者たちが、栄養分の高い尿を利用して地球にやさしい肥料にするべく新しい技術を開発している。

フロリダ大学のサッカースタジアム「スワンプ」。同大学のゲイターズがホームゲームをするときには、最大9万人のファンを収容できる。

もし、同大環境工学部のトリバー・ボイヤー准教授が好きなことをできるとしたら、このスタジアムに集まった全員を環境維持のための大規模な実験に「利用」するだろう。

スタジアムを利用する人の尿を集めれば…

ここで2つの事実を紹介しよう。一つは、尿は栄養素が高くて、窒素・リン・カリウムの濃度が高いということ。もう一つは、9万人も集まれば大量の尿が排出されるということだ。「サッカーのホームゲームが7回もあれば、このスタジアムの芝を青々と育てるのに必要な窒素を十分に集めることができる」と、ボイヤー准教授は話す。

同氏のアイデアは、尿を排水して窒素を「無駄」にする代わりに、スタジアムの大きなタンクに尿を集めてサッカー場の芝生の肥料として使うことだ。

「まずは貯蔵タンクに尿を溜めてから数週間程度放置すると、その間、尿は科学的に変化し、尿素から窒素が放出される。これがさらににアンモニアへと変化する」(ボイヤー准教授)。

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【乗り越えなければならない「ハードル」】

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