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キャリア・教育 #浪人したら人生「劇的に」変わった――学び直し・再挑戦の物語

焼き鳥職人の19年は「遠回り」?―8浪・51歳での司法試験合格、「娘の誕生日に番号がなかった日」を乗り越えた弁護士の歩み

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杉原さんと娘さんたち
焼き鳥屋の仕事と娘たちの育児をしながら司法試験に挑んだ杉原さんに話を聞きました(写真:杉原さん提供)

INDEX

今回は杉原・きっかわ法律事務所で活動する杉原英一弁護士にお話を伺いました。杉原氏は千葉大学法経学部を卒業後、5〜6年間のアルバイト生活を経て、名古屋の焼き鳥店「きんぼし」に就職。19年間にわたって職人として働きながら育児中に一念発起して司法試験に挑戦し、8浪の末、51歳で合格を果たしました。

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1浪で千葉大学へ行き漫然とした学生生活を送る

杉原英一さんは1973年、福井県福井市に生まれ育ちました。父も脱サラして司法試験を受け弁護士になりましたが、その受験の真っただ中に杉原さんが生まれたそうです。

田舎育ちで外で日が暮れるまで遊ぶ子どもでしたが、地域の公立中学校が荒れていたこともあり、中学受験をして福井大学教育学部附属中学校へ進学します。

成績は「すごい目立ったわけではないですが、まあまあくらいだった」と振り返る杉原さん。高校は県内有数の進学校である福井県立高志高等学校に進み、サッカーや柔道を楽しみながら普通の高校生活を送りました。

大学受験は東京大学が第一志望でしたが不合格。駿台予備学校の寮に入り1年浪人します。しかし、この1年は杉原さんにとっては「ただただ漫然と過ぎていた」日々だったそうです。

「浪人した当初は東大を目指していたけど、当時は真面目じゃなかったもので成績は逆にどんどん下がっていきました。私は監視されていないとダメなんだと思いました」

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