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時代遅れになり生産終了した三菱「パジェロ」が7年の空白期間を経て復活したちょっと意外な理由

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新型「パジェロ」は2026年12月17日で現在は予約受注の受付中。価格は619万3000~795万0800円
発売は2026年12月17日で現在は予約受注の受付中。価格は619万3000~795万0800円(写真:三菱自動車)

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2026年に発表された新型車で、特に注目度の高い車種が三菱「パジェロ」だ。新型パジェロの属するSUVのカテゴリーは、世界的に人気が高い。日本でも新車として販売される小型/普通乗用車の30~40%をSUVが占める。

ただし、新型パジェロには不可解なこともある。それはパジェロが過去にも長期間にわたって販売され、人気を失って一度廃止されながら、新型になって復活したことだ。なぜ廃止されたパジェロが蘇ったのか。

SUVの流れを変えた初代

パジェロの歴史を振り返ると、1982年に発売された初代モデルは人気車になった。それまでのトヨタ「ランドクルーザー」、日産「サファリ」などの4WD(4輪駆動車)は、悪路や不整地で使われる作業車だったが、初代パジェロは内外装を乗用車感覚で仕上げて売れ行きを伸ばした。

特に外観は直線基調のシンプルなデザインで、クルマ好きの男性だけでなく、買い物などに使う女性ユーザーにも好評だった。その結果、初代パジェロ以降は、ランドクルーザーやサファリも乗用車感覚を強めた。初代パジェロの影響力は大きく、SUVの流れを変えたのだ。

初代パジェロ エクシード(写真:三菱自動車)

パジェロの高い人気を受けて、1983年には初代トヨタ「ハイラックスサーフ」、1986年には初代日産「テラノ」という具合に、悪路を走破できる乗用車感覚の4WDが本場の北米だけでなく国内にも活発に投入された。

これらの車種は、SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル/荷物の運搬など多目的に使えるスポーティなクルマ)と呼ばれ、人気のカテゴリーになった。

そしてパジェロの売れ行きは、1991年に発売された2代目で最高潮に達する。発売の翌年となる1992年の月間販売台数は、約7000台にものぼった。

ちなみに2026年における小型/普通車サイズのSUV販売ランキングと、月間平均販売台数は以下のとおりだ。

1位:トヨタ ライズ/1万台
2位:トヨタ ヤリス クロス/6300台
3位:ホンダ ヴェゼル/6000台
4位:トヨタ RAV4/5500台
5位:トヨタ カローラ クロス/5000台

2代目パジェロの月平均約7000台という売れ行きは、今のSUVと比べても圧倒的に多い。

【写真を見る】時代遅れになり生産終了した三菱「パジェロ」が7年の空白期間を経て復活したちょっと意外な理由(8枚)
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