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時代遅れになり生産終了した三菱「パジェロ」が7年の空白期間を経て復活したちょっと意外な理由

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新型「パジェロ」は2026年12月17日で現在は予約受注の受付中。価格は619万3000~795万0800円
発売は2026年12月17日で現在は予約受注の受付中。価格は619万3000~795万0800円(写真:三菱自動車)
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しかも、2026年のSUV販売トップ5車の内、RAV4以外は全長を4500mm以下に抑えた価格の割安なコンパクトサイズだが、2代目パジェロは、当時のSUVではLサイズに位置付けられた。

2代目パジェロの人気グレードは、ロングボディに直列4気筒2.8Lディーゼルターボを搭載するスーパーエクシードで価格はおよそ400万円。30年以上も前だから、この価格は相当に高値だった。

2代目パジェロ エクシード(写真:三菱自動車)

さらにユーザーは、スーパーエクシードをそのまま購入するのではなく、ディーラーオプションを豊富に装着した。大型フォグランプ(7万9800円)、フロントグリルガード(9万8600円)、ルーフキャリア(13万2000円)などの人気が高い。

販売店では「100万円近いオプションを装着して、総額500万円のパジェロを購入されるお客様も少なくない」という話が聞かれた。当時の三菱は、販売会社も含めて、パジェロで高い利益を得た。

RAV4やハリアーの登場

しかし、2代目パジェロの好調は、長くは続かなかった。1994年にトヨタ「RAV4」、1995年にホンダ「CR-V」、1997年にはトヨタ「ハリアー」、スバル「フォレスター」という具合に、乗用車のプラットフォームを使うシティ派SUVが続々と登場して売れ行きを伸ばしたからだ。

シティ派SUVは、パジェロのような悪路向けのSUVに比べて、運転がしやすく走行安定性も優れている。居住性や乗降性も上まわった。さらに価格は割安だ。

初代ハリアー(写真:トヨタ自動車)

悪路走破力を競えばシティ派は負けるが、日本で走る機会が多いのは雪道程度。大半のユーザーは、シティ派SUVが合理的と考えた。

特に上級車種のハリアーは、内外装をていねいに造り込んだ。全長は4575mm、全幅は1815mmだから車内も相応に広い。

発売時点の価格は、直列4気筒2.2Lエンジン搭載車が239万5000円、V型6気筒3Lエンジン搭載車でも269万5000円(いずれも2WD)だから、人気グレードが400万円を超えるパジェロに比べて割安だった。

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