有料会員登録
キャリア・教育 #浪人したら人生「劇的に」変わった――学び直し・再挑戦の物語

【41歳で弁護士に】官僚→ファッション誌編集者→弁護士、異色の転身を重ねた彼女が司法試験に挑んだ理由

10分で読める
海老澤美幸さん
弁護士の海老澤美幸さんに司法試験浪人の経験などを聞きました(写真:本人提供)

INDEX

「浪人」と聞くと、大学受験で志望校への再挑戦を目指す若者を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、社会に出てから新たな目標に向かい、資格試験で浪人を経験する人もいます。自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が、いろいろな“浪人”経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったことや頑張れた理由などを追求していきます。

今回登場するのは官僚、ファッション誌の編集者、スタイリストという異色の経歴を経て、41歳で弁護士になった海老澤美幸さん。30代半ばで法科大学院(ロースクール)に入り直し、2014年の司法試験では不合格になったものの翌15年、2度目の挑戦で合格を果たしました。

大きなキャリアの転換と受験を繰り返しながらも、常に前を向いてきた海老澤さんに、司法試験浪人の経験と現在につながる生き方を伺いました。

ファッションに興味、高校から慶應女子へ

海老澤さんは北海道で生まれ、父は自衛官、母は専業主婦という家庭で育ちました。

父の仕事の関係で10歳まで青森に住んだ後、東京に転居し、都内の公立小学校・公立中学校に通います。

「普通の子でした。ただ、中学生くらいの頃からファッションに興味を持ち始め、将来はファッションの仕事がしたいというぼんやりとした夢を持っていました」

勉強は苦手ではなかったという海老澤さん。中学に入ってからは高校受験のために塾に通い、難関校である慶應義塾女子高等学校に合格しました。

「幸い両親ともに教育に熱心で、どの高校がよいかを父親が調べてくれたり、家族で一緒に学校を見に行ったりしました。塾では親しい友人もでき、よい講師の方々にも恵まれ、塾通いも苦にはなりませんでした」

海老澤 美幸(えびさわ みゆき)/弁護士、ファッションエディター・スタイリスト。慶應義塾大学法学部を卒業後、自治省(現在の総務省)に入省。宝島社を経て渡英、ファッションエディターとして独立。2017年に弁護士登録、法律とファッション両方の専門家として活躍。現在はfashionlaw.tokyoでファッション関係者向けの無料相談窓口を開設、ファッション業界で法的な問題に悩む人の相談に乗っている(写真:本人提供)
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数