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「元気に生きてれば100点!」子供への期待値を"究極まで"下げて、親がご機嫌でいる重要性…後悔しても日々は戻らない

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ベッドに寝転ぶファミリー
子どもへの期待値を下げると、「できていること」に気づけるようになる(写真:R&D VISUALS/PIXTA)
  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家

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子どもに対する期待値を少し下げても、親のイライラが消えないのはなぜか。石田氏が多くの親御さんに伝えているのは、期待値を「究極まで下げる」という考え方と、子どもを変えようとする前に親自身が「ご機嫌な状態」を作るという順番です。“スマホばかり”に見えていた子どもが、自分から動き出すまでの道筋とは。
※本記事は、『子どものスマホとゲームに振り回される毎日が笑顔に変わる本』(大和書房)から一部を抜粋したものです。

私が多くの親御さんにお伝えしているのは、我が子への「期待値を下げること」です。それも、ただ下げるのではなく、「期待値を究極まで下げる」ということ。2つの違いは、どこにあるのでしょうか。

「期待値を下げる」と言うと、「85点を期待していたけれど、70点でよしとしよう」というレベルの話に聞こえます。しかし、それではまだ十分ではないのです。「期待値を究極まで下げる」とは、こういうことです。

この子が今日、元気で生きていてくれれば、それだけで100点。

極端に聞こえるかもしれません。でも、これが出発点なのです。

「今日、子どもが元気に息をしている」「朝、目を覚ました」「ご飯を食べている」――これだけで、本来は十分にありがたいことなのです。冷静に考えると、これは当たり前のことではなく、奇跡なのです。

「スマホをやめない」「宿題をやらない」問題が、小さく見える

親御さんが日々、当たり前と感じていらっしゃる一つひとつは、実は当たり前ではありません。世の中には、お子さんを失ってしまった親御さんもいらっしゃいます。重い病気で苦しんでいるお子さんもいます。その方たちから見れば、「元気にスマホをいじっている」というお子さんの姿が、どれほど羨ましく映るでしょうか。

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