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私が多くの親御さんにお伝えしているのは、我が子への「期待値を下げること」です。それも、ただ下げるのではなく、「期待値を究極まで下げる」ということ。2つの違いは、どこにあるのでしょうか。
「期待値を下げる」と言うと、「85点を期待していたけれど、70点でよしとしよう」というレベルの話に聞こえます。しかし、それではまだ十分ではないのです。「期待値を究極まで下げる」とは、こういうことです。
この子が今日、元気で生きていてくれれば、それだけで100点。
極端に聞こえるかもしれません。でも、これが出発点なのです。
「今日、子どもが元気に息をしている」「朝、目を覚ました」「ご飯を食べている」――これだけで、本来は十分にありがたいことなのです。冷静に考えると、これは当たり前のことではなく、奇跡なのです。
「スマホをやめない」「宿題をやらない」問題が、小さく見える
親御さんが日々、当たり前と感じていらっしゃる一つひとつは、実は当たり前ではありません。世の中には、お子さんを失ってしまった親御さんもいらっしゃいます。重い病気で苦しんでいるお子さんもいます。その方たちから見れば、「元気にスマホをいじっている」というお子さんの姿が、どれほど羨ましく映るでしょうか。


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