2026年9月、マクラーレン・オートモーティブは、イギリスにおける製造、エンジニアリング、事業体制の拡充に向けて総額5億ポンド(約1040億円)を投資する計画を発表した。
注目すべきは、マクラーレンとして初めてのSUVを投入すること。また同様に初めてエンジンを自社で設計、生産する。まず2種類の新エンジンと新トランスミッションの開発に着手。そして新たにイギリス内に車両組立施設を設け、32年までに直接・間接合わせて1000人の新規雇用を行うというものだ。
ミッドシップスポーツカー専業メーカーからの脱却
スポーツカー、スーパーカー、ラグジュアリーカーメーカーがSUVで台数を稼ぎ、原資を生み出しビジネスを持続可能なものにする戦略は、ポルシェにはじまり、いまやフェラーリもランボルギーニもアストンマーティンも、そしてロールスロイス、ベントレーも行っている、ある意味で常套手段とも言える。
マクラーレンは、これまでSUVも4WDもラインナップになく、独自のカーボンモノコックを使ったミッドシップスポーツカーの専業メーカーだった。はたしてどんなSUVをつくりあげるのか、そして来るべきBEV化に向けてどのように進んでいくのか注目である。


※ログイン後、コメント入力が可能です。