夜になると、どこからともなく移動式の屋台が集まり、通りの中央に一直線に並ぶ。市場からチャガルチ駅に向かう道には、料理店や居酒屋、バーなどが立ち並び、ネオンが輝く。韓国は24時間営業の飲食店も多いが、昼間のように明るい一帯は夜の街の喧騒に包まれる。
富平カントン市場からチャガルチ駅に向かう通りの途中で交差するBIFF広場は、飲み屋の屋台が立ち並ぶ屋台村になっていた。かつて海雲台の海岸駐車場にあった屋台村のような雰囲気だ。25年の秋にはなかったので、比較的新しい屋台エリアだが、地元の年配者や外国人観光客で平日の夜から盛り上がっていた。
このあたりの名物グルメ店のひとつが、釜山のご当地グルメとして親しまれているナッコプセ(タコ、エビ、ホルモンの鍋料理)。人気店のケミチプ本店では、テーブルにある日本語のタッチパネルで注文できる。ナッコプセ(1人前1万5000ウォン)は、辛口、普通、マイルドの3種類の辛さがあり、マイルドでもそこそこ辛い。ランチ時は行列ができるが、甘辛ダレがプリプリのテナガダコとエビに絡み、ホルモンの甘みが引き立つ絶品なので、試してほしい。
神保町のような古本屋エリア
また、この辺りの名所のひとつに宝水洞古本屋街がある。東京・神保町をぎゅっと狭い通りに凝縮したような古本屋が集まるエリアであり、独特の文化の香りが漂う。国際市場から大通りを挟んだすぐ北側に位置するが、市場とは空気がまったく異なる世界を楽しめる。


※ログイン後、コメント入力が可能です。