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日本で「仕事を奪うAI」は定着しなかった…JR東日本や野村不動産HDなど4800社超の現場で見えた「"間"に入るAI」の可能性

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「コネクティブAI」は、なぜ日本企業に受け入れられやすいのでしょうか?(写真:Moto/PIXTA)

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「AIに仕事を奪われる」。この言葉を、この1年で何度聞いたでしょうか。

シリコンバレーからは、AIによる自動化や人員削減のニュースが次々と届きます。AIが人間より賢くなり、多くの仕事を代替していく――。そんな未来像を目にする機会も増えました。しかし、私は少し違う景色を見ています。

私たちはPKSHA Technologyを創業して以来、14年にわたって4800社を超える企業とAIの社会実装に取り組んできました。

そこで起きたことは意外でした。「人を置き換えるAI」は、思ったほど広がらなかった。一方で広がったのは、人と人の「間」に入り、仕事やコミュニケーションを滑らかにするAIでした。

私たちはこれを「コネクティブAI(Connective AI)」と呼んでいます。人間を代替するのではなく、人間と人間、人間と組織の「間」をつなぎ直すAIです。私はここに、日本におけるAIの未来のヒントがあると思っています。

日本の仕事は、本当にAIに置き換わるか?

まず、「AIによって仕事がなくなる」という議論を少し分解してみましょう。

介護、医療、営業、接客――日本には、人と人が直接関わることで成立している仕事が大量にあります。

介護記録を書く仕事はAIに任せられても、目の前のお年寄りの表情を見ながら声をかけ、不安を和らげることまで、すべてAIに置き換わるでしょうか。営業も同じです。提案書はAIがつくれても、会社の命運を左右する取引を「営業ロボット」だけを相手に決める人は、そういないでしょう。

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